尼崎食育サポーターの会では「子ども達に伝えたいおせち料理調理実習」をテーマに「りんごきんとん」「紅白なます」「田作り」の3品のおせち料理を作りました。

　師範台で調理の工程を説明後、班に分かれ作業を開始し、サポーターの方は子ども達の補助をしながら、調理方法のコツなどを伝えました。

　出来上がった料理を重箱に盛りつけ、観賞用の門松や葉牡丹などの小物をあしらいテーブルセッティングすると、一気にお正月らしい華やかな雰囲気となり、参加者から歓声が上がりました。

　後半では試食と共に「子ども達に伝えたいおせち料理」に関する講話を実施した。おせち料理の一つひとつに込められ願いや、祝箸の持つ意味を、クイズや講話を通じて説明しました。

　また、箸袋作り体験や、地域実践活動助成金で作成した「クッキング冊子」を配布して紹介しました。

　料理をして食べるだけでなく、飾りを施し日本の伝承料理であるおせち料理の講話など「食」にまつわる様々なことを伝えたことで、特別な日の食事であることが伝わったように感じました。

その他の活動

　尼崎市健康推進員として、食育の推進活動を多岐にわたり実施している。「子どものできる」を促すレシピ集を作成し調理実習の実践や、「次世代へ伝える」食育活動の普及啓発をしています。そして、子どもを通じて保護者へアプローチし、家庭での実践につながるように食育活動に取り組んでいます。