認知症リスク評価スコア(対象:65歳以上)
画面上で質問に答えると合計点が表示されるようになっています。
※このリスクスコアは認知症に関連している生活習慣を改善するために、参考にしていただくことを目的にしています。もし認知症の心配がございましたら、かかりつけ医や認知症相談医療機関にご相談ください。
中年期の生活習慣病は、認知症になるリスクを高めます!
糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病になると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすリスクが高くなると言われています。「血管性認知症」の原因であり、「アルツハイマー型認知症」のリスクも高まると言われています。特に、中年期の生活習慣病の対策が重要です。
生活習慣病は放置せず、早期に対応することが大切です。
認知症が治ることがある?「発症が遅れる」ことがある?
認知症を発症する前に予備軍の状態(MCI:正常から認知症への移行状態)があります。この予備軍の段階で適切に対応すれば、認知症への移行を予防したり、遅らせたりすることが可能です。
症状が進んで日常生活に支障を来す前に、早期にMCIに気づき、対策を行うことで症状の進行を阻止することがとても大切です。
POINT
○早めに医療機関を受診すること
○良い生活習慣を心がけること ・・・が大切です!
認知症予防習慣のポイントとコツ
「植木市(うえきいち)だ」
(出典:ランセット他)
「認知症かな?」と気になったときは?【医療機関の受診方法】
「認知症かな?」と気になり、相談・受診したい方は、かかりつけ医などの身近な認知症相談医療機関にご相談ください。
認知症を早期に発見し、早期に対応するためには、日常受診している「かかりつけ医」の役割が大変重要です。また、認知症に関する相談・受診ができる医療機関を「認知症相談医療機関」として周知しています。
かかりつけ医がいない場合等は、「認知症相談医療機関」をご活用ください。
※認知症相談機関の役割
①認知症に関する相談に対応する。
※日常の診療の中で認知症の早期の段階で気づき・発見する。
②必要な場合は他の専門医療機関の紹介を行う。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf29/h29nintisyousoudaniryoukikan.html
医療機関での相談・受診を円滑にするためのワンポイントアドバイス
●聞きたいことは事前にメモしておきましょう。
(診察の場では緊張してしまうかもしれません。)
●わからないことや不安なことは、遠慮せず、その場で質問しましょう。
(診察の場で伝えきれなかったことは、相談員や看護師を通じて伝えることも1つの方法です。)
●家族が付き添う場合は、可能であれば複数名で受診することも効果的です。
(1人が本人をケア、1人が医師から説明を聞くなど役割分担できます。)
●家での様子(気になったこと)などは家族等からも医師などへ伝えることが大切です。
(本人・家族の考えや思い、どちらも治療や相談をすすめていく上で大切な情報です。)
●受診方法がわからない、本人が受診を拒否している、受診したがこの先どうしたら・・・など困ったこと、心配なことがあれば「認知症相談センター」に相談しましょう。
認知症のことをいろいろ相談したいときは?
「認知症かなと不安だけど、受診した方が良い?」
「家族は心配しているけど、本人は受診したくないと言っている・・・」
「認知症と診断を受けたけれど、これからの生活が不安。」
「認知症のこと何から相談していいかわからない。」
「近所に最近元気がなく心配な高齢者の方がいる。」など
こんなときは「認知症相談センター」があります。
認知症相談センターとは、若年性認知症も含めた身近な認知症の相談窓口です。
認知症の相談窓口として、必要に応じて医療機関につないだり、介護サービスや成年後見制度などの利用支援を行ったりします。県内各市町に設置されていますので、お住まいの市町の窓口にご相談ください。
●認知症相談センター一覧は県のホームページから確認できます。
その他に相談できる窓口
兵庫県民総合相談センター
介護の経験者による介護の悩みや心配事の相談、看護師による介護方法などに関する相談窓口です。
ひょうご若年性認知症支援センター
認知症は高齢者に多い病気ですが、年齢が若くても発症することがあり、65歳未満で発症した場合を「若年性認知症」といいます。働き盛りの世代で、ご本人だけでなく、家族の生活にも影響します。
兵庫県 健康福祉部 健康局 健康増進課 認知症対策室
電話:078-341-7711(内線2947・2948) FAX:078-362-3913