受動喫煙防止

吸わないことがカッコいい
大切にしよう 自分のからだ

たばこの害について

吸い始める年齢が早いほど、たばこの害は大きくなります。
青少年期に喫煙を開始すると、成人後に喫煙を開始した場合に比べて、がんや循環器疾患にかかる可能性が高いことが分かっています。また、吸い始める年齢が若いほど、ニコチンへの依存度が高い人が多くなるという報告があります。「平成10年度喫煙と健康問題に関する実態調査」(厚生労働省「たばこと健康に関する情報ページ」より)

こころへの影響

  • 好奇心で吸った1本から、たばこを吸い始め、やめられなくなった人が少なくありません(ニコチン依存症)。
  • 未成年者は、大人より早くニコチン依存症になりやすことがわかっています。

からだへの影響

  • がんや心臓病になるリスクが高くなる。
  • 運動能力が低下する。
  • 記憶力や学習能力が低下する。
  • においや味を感じにくくなる。
  • 歯が黄色くなり、口がくさくなる。
  • 咳やたんが出やすくなる。
  • しわやしみができやすくなる。

未成年者をたばこの害から守りましょう!

たばこを吸い始めるきっかけは、友だちにすすめられたから、家族が吸っていたから、興味があったから…となっています。
身近な大人が、まずは禁煙すること、たばこの害について知ることが大切です。

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たばこの煙に含まれる有害物質

たばこの煙には、分かっているだけで200種類以上の有害物質が入っており、がんだけでなく心筋梗塞や脳梗塞、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)等、様々な病気を引き起こすことが明らかになっています。

■三大有害物質

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【一酸化炭素】

  • 息切れ、運動能力の低下を起こしやすくします。
  • 血管を傷つけ、心臓や脳の血管がつまる原因になります。

【ニコチン】

  • 血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。
  • 麻薬と同じく依存性があり、たばこがやめられなくなります。

【タール】

  • 数十種類の発がん物質が含まれています。
  • 様々ながんの原因になります。

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受動喫煙防止の輪を広げましょう

受動喫煙とは、他人のたばこの煙を吸わされることをいいます。

たばこの煙には、ニコチンなど、多くの有害物質が含まれていますが、喫煙者がフィルターを通して直接吸い込む「主流煙」よりも、火のついた部分から立ちのぼる「副流煙」の方が、有害物質の含まれる量がはるかに多いため、周囲の人の健康にまで悪影響を及ぼします。

兵庫県では「受動喫煙の防止等に関する条例」を平成24年3月に制定し、公共の施設、店舗などでの受動喫煙を防止するためのルールを定めています。受動喫煙防止区域では、たばこを吸わないよう、ご協力をお願いします。

兵庫県・受動喫煙対策の推進について(外部サイト)

  • 喫煙することができないとされている区域では、たばこを吸うことができません。
  • 未成年者を受動喫煙から守ってください。
  • 未成年者を喫煙室等に立ち入らせないようにしてください。

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主流煙と副流煙に含まれる有害物質グラフ