高齢者のフレイル予防、成人のナトリウムの目標量の引き下げなどを盛り込んだ「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書を公表(日本人の食事摂取基準2020)
発信日:2019/12/25
2019年12月24日厚生労働省は「日本人の食事摂取基準」策定検討会(座長 伊藤貞嘉 東北大学名誉教授)の報告書を取りまとめて公表。誰もがより長く元気に活躍できる社会を目指し、高齢者のフレイル予防のほか、若いうちからの生活習慣病予防に対応したとしている。主な改定のポイントについては上表参照。
「日本人の食事摂取基準」は、健康増進法(平成14年法律第103号)第16条の2の規定に基づき、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を厚生労働大臣が定めるもので、5年毎に改定。令和2年度から使用する新たな基準(2020年版)については、今回の報告書を踏まえ、今年度中に告示される予定。
「「日本人の食事摂取基準」策定検討会」の報告書を取りまとめました:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08415.html