日本語版フレイル基準(J-CHS基準)を改定(国立長寿医療研究センター)
発信日:2020/10/08
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターが、J-CHS基準を改訂。日本語の原版は上表のとおり。
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター
https://www.ncgg.go.jp/cgss/news/20201008.html
注)フレイルの評価方法には統一した基準はないが、FriedらのPhenotype modeに基づくCardiovascular Health Study基準(CHS基準)と、Accumulated deficit modeに基づくFrailty Indexが主要な方法。Friedらは、①体重減少、②倦怠感(疲れやすさ)、③活動性低下、④筋力低下、⑤歩行速度低下の5つの徴候のうち3つ以上に該当する場合を「フレイル」と分類。わが国では、基本チェックリスト(厚生労働省が介護予防のために作成した25項目の質問票。下表参照)を取り入れた日本版CHS基準(J-CHS基準)が、身体的フレイルの代表的な診断法として位置づけられている。