2021年世界禁煙デー『Commit to quit 』(WHO) 日本禁煙週間『たばこの健康影響を知ろう!~新型コロナウイルス感染症とたばこの関係~』(厚生労働省)

発信日:2021/05/28

世界禁煙デー日本禁煙週間

たばこによる医学的エビデンスに基づく健康被害については、従来から、がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患、心疾患・脳卒中の循環器疾患等があります。どの疾患も尊い命に関わります。また、今流行している新型コロナウイルス感染症に関して、喫煙者は非喫煙者と比較して、重症となる可能性が高いと世界保健機構(WHO)等、多くの団体が警鐘を鳴らしています。
世界保健機構(WHO)は世界禁煙デーで『タバコをやめるべき100以上の理由』や『やめるためのツール』を示しています。
日本では6年ぶりに禁煙週間のテーマを『たばこの健康影響を知ろう!~新型コロナウイルス感染症とたばこの関係~』と新たにし、令和3年の禁煙週間を迎えます。
たばこの健康被害は喫煙している本人だけではなく、周囲の人、次世代へも影響を与えてしまうものです。日本における禁煙治療は健康保険適応であり、2020年度よりスマートフォンやネットを利用するオンライン診療も認められ、禁煙治療が受けやすい環境となりました。薬局では薬剤師さんと相談しながら禁煙のスタートを切ることができます。

ぜひ、今年の世界禁煙デーと禁煙週間を機に、タバコがもたらす影響を考え、健康のための第一歩「禁煙」に取り組んでみませんか。

 

引用
厚生労働省 2021年世界禁煙デーについて
日本呼吸器学会 新型コロナウィルス感染症とたばこについて

参考
世界保健機構(WHO) 世界禁煙デー