厚生労働省が2022年7月29日に発表した令和３年簡易生命表によると、2021（令和２）年の日本人の平均 寿命は、昨年（第23回完全生命表）に比べ男性は－0.09歳の81.47歳、女性は－0.14歳の87.57歳で、男女 とも10年ぶりに前年を下回ったものの、平均寿命自体は過去２番目に高い水準となった。

2021年の平均寿命（配信記事）：https://kenko-hyogo21.jp/helth_knowledge/12390/

2020年の平均寿命（配信記事）：https://kenko-hyogo21.jp/helth_knowledge/11315/

0歳の平均余命である「平均寿命」は、すべての年齢の死亡状況を集約したものとなっており、保健福祉水準を総 合的に示す指標。日本の生命表として、厚生労働省では、「完全生命表」と「簡易生命表」の2種類を作成・公表し ている。「完全生命表」は、国税調査による人口（各定数）と人口動態統計数（各定数）による死亡数、出征数を基 に5年に1度作成し、「簡易生命表」は、人口推計による人口と人口動態統計月報年計（概数）による死亡数、出征 数を基に毎年作成している。

出典・参考

「令和３年簡易生命表の概況」厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html

「第23回生命表（完全生命表）の概況」厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/23th/index.html