がん、早期発見で高まる生存率。最新の5年生存率は66.1% ー助かる病気から寄り添う病気に!ー
発信日:2019/08/08
国立がん研究センターは、8月8日付で2009年~2010年にがんと診断された患者の5年生存率が全てのがんを合わせて66.1%だったと発表。
部位別では、前立腺が98.6%で最も高く、乳房が92.5%、子宮体部が82.1%、大腸は72.9%となった。早期発見・治療が難しい膵臓は9.6%だった。
病期(ステージ)による差が大きく、たとえば大腸がんであればⅠ期95.4%、Ⅱ期88.1%、Ⅲ期76.5%、Ⅳ期18.7%で、定期的な検診による早期発見が重要なことを示す結果となっている。
また、部位別の差が大きく、特に膵臓、肝臓などは、早い段階で発見できる検査法や有効な治療法の開発が課題となっている。
国立がん研究センター がん情報サービス
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